東洋を殺すよう示唆したのは自分だと、牢に赴いた容堂に武市が告げた瞬間、「ええええー。ちょっとアナタそんな以蔵の耐えた苦しみを一瞬で無に返さんでょー」とか思いました、しょーじき。龍馬に東洋暗殺の罪を着せるワケにはいかない。てのが大前提にあっての告白と分かるけども。あの時代に、殿様が牢に赴きその床に座り、投獄中の人と目線を合わせて一対一で話す。という行為は天変地異にも等しい。て想像できるけども。しかしそれにしても何か一瞬の出来事すぎて。あまりにあっけなく、以蔵があまりに報われない。そんな風に見てたからか、以蔵が自分の指示で人斬りをしてたコトまで容堂に告げたとき「えええええーなんで」とか思ってしまい。「人斬り以蔵」て通り名がつくくらいやったから、暗殺の件も耳に入ってたろうし、東洋のコトが済んでも次はそっちで拷問。ていう展開になるからこそ、以蔵の罪を告げたんだって、龍馬と会話してるシーンでその必要性は理解できたけどもね。まーその前に以蔵のその罪は裁かれて然るべきで、本当は命を持ってしても償えるものじゃないんょね。命は決して元に戻らんから。最大にして最悪の破壊行為に、悪と思うコトさえなく手を染めた以蔵の末路は、どーあっても処刑の他になかったやろうけど、拷問の目的があくまでも「東洋殺しの犯人を吐かるため」だったってトコロが、便利な言葉だけど「時代」なんでしょね。にしても何だかめっちゃあっさり簡潔な感じなお手紙。「え。人一人の人生潰しておいてそんだけ?もっと他に何かあるやろ?」とか思っちゃったょ武市先生。して龍馬さん。以蔵に会おうとすらしないで牢を後にしましたなー。見つかったら大問題やろし時間的余裕もなかったろうけど、無理を承知でそれでも「一目でいいから以蔵にも会いたい」的なセリフか心情、葛藤を描いて欲しかったトコロ。武市が罪を告白し切腹。てなったのに「以蔵は無罪放免」て思ったワケじゃないだろに。龍馬の前ではいつも素直で、会ったときは喜びを隠そうともせず笑顔を輝かせてた以蔵。絡みゼロな最後が自分的に納得できず、残念だった。今回のお話は以蔵が最後を迎える回。とあって、最初から緊張して見てたワケで。武市と龍馬の会話のシーンから、もーずっと泣きっぱなしだったワケですが強いなぁ。て別の涙が出た、富さん。武市からの手紙を前に泣き崩れた和助と涙を流しながらも俯くことさえなかった富さん。「夫は幸せな最後を迎えました」と胸を張り、涙と共に微笑んでみせた。土佐勤皇党の面々の前でも、背筋は真っ直ぐに伸び、顔は凛と上げられていたこの人は本当に「武士の妻」やったね。覚悟なんて、してるつもりでも実際はきっと出来てない。それでもこの人は、その態度を崩さなかった。最後の最後まで「武士の妻」であり「武市半平太」の伴侶であり、「ただの女」にはならなかった。この人は多分、死ぬときまで「武市富」を貫いたんやろね。男ばかりが主役みたいな時代やったろうけど、女だって戦ってた。時代の影に在りながら、歯を食いしばって先を見据えて。かっこいいね。凄くかっこいい。武市の切腹も立派でした。介錯を断り三度、己の手で切り裂いた腹。この人もまた、決して覆らない信念を貫いた人でした。生き急ぐ人も多く、常に風雲急だった幕末。日々を懸命に駆け抜け、歴史の一旦に名を刻み後世に語り継がれた人達。表舞台には出ずとも、精一杯己の生涯を生き抜いた人達。史実とは違えど、一つの形を見せて頂きました。満足です。ありがとうございました。ていう、個人的感想のお話あ、龍馬伝は来週から3部開始で続きますょー。一応念のために・・・

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